埋没法が簡単手軽な手術だとはいえ、医師の腕が未熟だったり、見立てが間違っていたりすれば、希望した二重にならなかったり、結んだ糸が飛び出したり、下手な結び方で目の角膜を傷つけてしまった、などという事もあります。
医師の腕次第で、腫れの出かたも差があると言われています。
信頼できる、実績のある医師を選ぶことはとにかく大切なことです。
美容整形の手術ってみんなこっそりやって内緒にしている人が多いから、なかなか確信のある情報が得られません。
聞きたいこともたくさんあるし、不安も疑問もいっぱい。
そんな時は、体験談などがとても参考になります。
向上心のあるクリニックでは、手術を受けた患者様にアンケートなどを書いていただいて、ホームページに載せていたりするので、それを読むだけでもおおいに参考になります。
美容外科の料金も安い価格でたくさん施術して薄利多売の経営をするタイプと、技術とサービスの質で経営するタイプがあります。
美容外科の施術料金は、人件費、材料費、設備費などによって設定されます。
- 人件費
手術が上手で手術経験も豊富なベテランの医師は給料が高く、手術があまり上手でない医師や経験の少ない医師は、薄利多売型のクリニックで安い給料で雇われることになります。 - 材料費
ヒアルロン酸、その他の薬剤なども、高品質のものを使えば原価コストは高くつきますが、品質の悪いもの、使用期限の切れているものを使ったり、水で薄めて使用したりすれば原価コストを抑えることができます。 - 設備費
最新鋭の機械はコストがかかりますが、安く済ませようとすれば、中古の機械などを購入すれば、コストは抑えられます。手術器械の滅菌や清潔な手術操作が粗末にされれば、感染症のリスクが高くなることもあります。
こういったことによって、それぞれの美容外科クリニックの施術料金が設定されるわけですが、どちらの美容外科で施術を受けるかは患者様自身が決めることなので、よく考えて決めていただきたいと思います。
埋没法の手術後よくある相談は、
- 糸が取れて(緩んで)しまった
- 目がゴロゴロする
- 糸を留めた所がばれるような目立ち方だった
- 腫れがなかなか治まらない
- その他
このような場合、当然受診したクリニックに相談をすると思いますが、親身になってしっかりとケアしてくれるクリニックがある一方で、手術が終わったとたんに冷たい対応になって、ろくに話も聞いてくれないクリニックもあります。
薄利多売で経営するクリニックの場合、施術料金が安い分、患者の回転を早くしないといけないので、術後のアフターケアをなるべく行わないようにしなければなりません。
しっかり対応してくれるクリニックを見極めましょう。
大きな病院は、患者数が多いので、その分、症例数も増えます。
いろいろな状態の数多くの患者様に接することにより手術の腕も上がっていくでしょう。
いまは、インターネットの普及もあり、数多くの情報が公開されています。
クリニックに足を運ぶ前にインターネットや雑誌などで情報収集をしましょう。
そのなかから、いくつかのクリニックをピックアップして、実際に電話をしてみると良いと思います。