二重まぶた手術の歴史

二重まぶた手術の歴史

二重まぶたの手術方法には大きく分けて、埋没法(クイック法)と切開法の2通りの方法があります。

埋没法(クイック法)は、メスを使わず一切切開をせずに細いナイロンの糸で二重のクセをつける方法。

切開法は、二重のライン上を切開して二重まぶたにする方法です。

埋没法は今から30年ぐらい前から一般的に行なわれるようになり、
特に80年代後半にクイック法やプチ整形というネーミングがされてから一気に普及し、
中高校生なども気軽に手術を受けるようになりました。

それ以前は主に切開法が行われていましたが、切開法だと埋没法のように、
まったく傷を残さず自然な仕上りにするのは難しく、どうしても仕上りが不自然で、
第三者が見ても整形の目だとわかってしまうことが多かったようです。

昔は、いかにも切開して目を二重にしているというような人をよく見かけましたが、
最近の人はほとんどが埋没法で行っているために、
美容外科医が見ても整形なのか自然の二重なのかまったく区別がつきません。

しかし、最近流行りの埋没法にも欠点があり、まれに元に戻ってしまうことがあります。

特に目の上の脂肪や皮膚が厚い人、目の上のたるみやくぼみがひどい人は、
元に戻りやすい傾向があります。

切開法だと元に戻ることはありませんが、埋没法のように二重を元に戻すことはできませんし、
ラインの変更も埋没法のように簡単ではありません。